自分のキャリアを築いていくうえで、どの分野を武器にしていくかを決める必要があります。
でも「どうすればその分野を見つけられるのか?」「自分の武器にする方法は?」と分からないことが多いと思います。
そんな悩みを解決する方法として紹介したいのが「必ず食える!%の人になる方法」という本です。
本書の著者は藤原和博さんで、現在は奈良一条高校の校長をされていますが元はリクルートで営業をされていた人です。
磨く分野を見つけるための4つのタイプ
本書は4つのタイプを元に書かれております。
そのタイプとは…
- 社長タイプ
- 自営業タイプ
- 公務員タイプ
- 研究者タイプ
になります。
それぞれ権力志向や経済志向などそれぞれ指標があるので、自分がどのタイプか簡単に分かります。
分からない場合でも、本書を読み進める上で、「これは自分に当てはまる」という点が出て来るので安心です。
ちなみに僕は「自営業タイプ」の人間でした。
もし「自分が何タイプなのか?」を知りたい人は、ぜひ自分で確認してみてください。
覚えておきたい3つのポイント
- 社内自営業者になる
- 3つの1/100を持つ
- 寂しさに耐えられるか
社内自営業者になる
「自営業タイプ」の人に必要になるのが「セルフエンプロイド(自分を自分で雇用している人)」です。
分かりやすくいうと、会社の中で自営業をするイメージです。
いかに働いている会社を上手く使い、自分の能力・スキルを磨いているかということです。
いつでも向上心を持ち、使える物は何でも使うという心持ちが必要というわけです。
3つの「100分の1」を持つ
自分の希少価値を高めたい人も多くいると思います。
「自分にしかできないことがしたい」「自分だからできる仕事がある」そうなりたいでしょう!
そこで本書では「100万分の1」の人材になれる方法を記載しております。
それが「100の1 × 100の1 × 100の1 」の法則です。
1つの分野で希少価値が高い人間になろうとすると、キャリアがものをいうことも多いでしょう。
ですが、3つの掛け合わせにすることで「100万分の1」になることは可能です。
そのためにも1つの分野にこだわらないことが重要です。
目安としては、1つの分野につき1万時間携われば、100分の1になれます。
1万時間という数字だけ見れば大きいですが、1日単位に落とし込めば少しは少なく感じるでしょう(笑)
寂しさに耐えられるか
先ほどの「100人に1人」の人材に慣れた時、残りの99人とは違うため孤独になります。
同じように「100万人に1人」になった場合も同じです。
周りと違うことをしないといけないことは、集団行動を求められてきた日本人には厳しいことかもしれません。
ただ、成功すればするほど孤独になり、寂しくなっていきます。
ですが、それに耐えてなれることが出来ないと「自営業タイプ」では難しいということです。
これはもう慣れるしかありません。
人と違う行動をとるのは不安ですが、あえてそっちの道に進んだりして孤独になれることが必要です。
今後のアウトプット
・向上心と、何でも使う精神を持つ
・1つの分野にこだわらず複数の分野に手を付け、長期的に取り組む。
・周りの人とは違う決断をして、孤独になれる。
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