こんな人にオススメな記事
- これから新しいことに挑戦する
- 何か始めても長続きしない
- 蒼井優さんと結婚したい
という悩みにピッタリの記事になっております。
(あくまでも可能性が高まるということですのでクレームは受け付けません。)
なぜなら今回読んだ「天才はあきらめた」にはこれらの内容が詰まっているからです。
著者の南海キャンディーズの山里亮太さんも、元々はタイトル通り”天才になりたい”と思っていました。
ですが天才と言われる人・なれる人はほんの一握りしかいません。
だからこそ自称天才ではない山里さんがどのように動いてきたのかをまとめた一冊になっています。
この記事ではインプットしやすいよう要点を絞ってまとめていきます。
読み終えることで今抱えている悩みが消え、一歩を踏み出してもらえれば幸いです。
【天才はあきらめた】3つのポイント
【ポイント①】怒りをガソリンに変える
この本の一番のポイントといってもいいでしょう。
日々生活をしていると色々な場面で腹が立つことが多いと思います。
今の芸風から感じ取れるように、山里さんも腹が立つことが多かったようです。
本書の中でも…
学園祭シーズンのとき、「いやぁ、今年学園祭15校しかいってないんですよ、南海さんは?」と言ってきた後輩よ、そのときに「1校もない」と言った俺の気持ち。
「天才はあきらめた」より引用
山里さんの場合、芸能界という特殊な環境でもありますが、僕達の日常にも同じような環境はたくさんあります。
- 知り合いに自分のやりたいことを話したらバカにされた
- 会社の上司に「だからお前はダメなんだ」と言われた
- 同僚の自慢話を聞かされた
などなど言い出したらきりがないでしょう。
ですが、それらの出来事を「腹が立つ!」で終わらしてしまうのはもったいないです。
山里さんも…
1軍の人たちのウイニングランの会話や行動をじっくり見る。そして嫉妬の炎にガンガン薪をくべる。一番調子に乗っていることを言っている奴をぶっ倒すためには、どの努力をしなくちゃいけないのか考える。
「天才はあきらめた」より引用
やるべきことと、そのきっかけとなったムカつく奴の言葉を一緒に、すぐにそれに取り掛かる。そうすれば勝てるし、ムカつく奴も僕の餌になってくれたということで怒りが収まる。僕の中のクズとの最高の付き合い方だった。
その出来事自体をガソリンに変えて行動に起こしています。
さらにムカつく奴自体が成長の糧になってくれたと思うとストレスも溜まりにくいです。
身の回りにある「腹が立つ出来事」をガソリンに変えるようにすることで、未来は大きく変わってくるかもしれません。
【ポイント②】公言してやらない選択肢を消す
「新しいことを始めよう!」と思っても結局やらずに終わってしまった…。
あなたにもこういう事は数えられるくらいはあるでしょう。
ちなみに僕にもあります。
- 毎朝ランニングをしようと思ったけどやらない
- 5時に起きて朝の時間を有意義に使う
- 明日からは本気を出そう
止まらなくなりそうなので、ここで一旦落ち着きます。
最初はモチベーションを高く持っていても、急激にそれが低くなっていくことも多いと思います。
そうならないために山里さんは本書の中で下記のように言っています・
退路を断つと、普段サボるために頭あの中に出てくる言い訳の数々をすぐつぶすことができる。
「天才はあきらめた」より引用
芸人になるためそれ以外の道を断つために、大学の新入生の歓迎会の時に…
「僕は芸人になるために、ここ関西大学にやってきました。」
と宣言したくらいだそうです。
僕達も何かをやると決めたら、一番にすべきことは「公言」なのかもしれません。
友達に言うのもよし、今ならSNSで宣言するのもいいでしょう。
そうすることで退路を断ち「やるしかない」環境が作ることができます。
【ポイント③】行動→改善でブラッシュアップをしていく
芸人さんによってネタの作り方は様々です。
自分たちがやりたいものを追求する人がいれば、研鑽してウケるネタを作る人もいます。
山里さんは完全に後者のタイプです。
ネタのツッコミのワードから使う接続詞、さらには空ける間の秒数まで決めるレベルです。
それは感覚で決めるのではなく、同じネタでも上記のことを変えるなどして検証を繰り返していたそうです。
こういうノート、この前数えたら前のコンビからのものを入れて100冊近くあった。最終的に僕たちが初めてM-1のときの医者ネタは、50回以上書いてると思う。接続詞の一つまで気にするようになったのも、このノートのおかげだ。このノートがいろいろな緊張から助けてくれた。「こんだけ頑張ってるんだから」という気持ちにしてくれるお守りになっていた。
「天才はあきらめた」より引用
つまり「行動→改善」を繰り返し、より理想の形に近づけていきます。
これは芸人という仕事柄以外にも言える手法です。
例えば仕事で営業をしているなら、トークの内容を同じように「行動→改善」を行い効率的に仕事をこなす。
アフィリエイトの記事を書いているなら、構成をいくつか検証し「行動→改善」を行うなど様々です。
もちろん行動量をこなすことをは大前提ですが、その上で改善を行えばよりブラッシュアップした内容になります。
行動が習慣化できるようになったのであれば、改善とセットで行うようにしましょう。
【最後に】常に矢印は自分に向ける
これまで3つのポイントをまとめてきました。
ですが、その根本にあるのが「矢印を自分に向けること」だと感じました。
簡単に言うと、人のせいにしないということです。
何か腹が立つことがあっても、誘惑に負けてやらなかったとしても、行動した結果が上手くいかなかったとしても、人のせいにはしてはいけません。
それだと成長スピードが格段に落ちるからです。
もちろん病むほど考えこむ必要も、腹が立ったことも全て背負い込む必要もありません。
ですが、自分に矢印を向けることでマイナスの要因もプラスに変えることが可能になります。
まずはそこのマインドセットを作ることが第一歩になります。
(最後まで読んだ方は気づいたかもしれませんが、この本を読んだからと言って蒼井優さんと結婚はできません。)
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